出版

2009年9年11月30日発刊。

たしか、その直後12月に横浜で開催されたがん治療学会の中の書店で販売してくれた。アマゾンでも販売している。新聞記事にも多くとりあげられた。この著書発見で、秋田県や鳥取県から、講師依頼も受けた。私は、がん治療学会のスカラシップで、患者として学会参加した。今思えば、そのころから、日本のがん対策のなかでサバイバー登場が始まったともいえる。しかし、私は、そのころ、国内の動きに疎く、オーストラリアにある、がん患者サポートをしているGawler財団のとりこになっていた。日本で起きていることよりも、海外のキャンサーサポートに目からうろこ状態で、寝ても覚めても、それを日本にも広めたいと思っていた。2006年から4年連続でオーストラリアのGawler財団で体験したことを参考に、私の学生時代の専門であった、教育ファシリテーション、体験学習、行動科学、コミュニテーション論をベースに、さらに、私たちピア・サポート活動のなかでのできごとも加えて、この本ができあがったのでした。

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日本ピア・サポート学会研究紀要vol.10に掲載された「がん患者のピアサポート」実践報告
がんサバイバーによるピア・サポート
~ファシリテーションに基づくエンカウンターグループプログラム
“wellbeing program”の開発と10 年間の実践~
“Peer Support” by Cancer Survivors: Development and 10-Year Activity of a Facilitation-based Encounter Group Program“, Wellbeing Program”
Sayoko TERADA
日本ピアサポート学会研究紀要寺田本文 (1).pdf
PDFファイル 1.0 MB
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私が初めて「ピア・サポート」という言葉を使った講演
懐かしいスライドです。セルフヘルプ、セルフケア、ピアサポート、この3つの言葉の関係、このスライドを使って話した。ピア・サポートという言葉を使うに当たっては、恩師である南山大学心理人間学科教授故山口真人に「ねえ、先生、がん患者のセルフヘルプグループにおける助け合いって、ピア・サポートって言っていい?」と質問したところ、当時「まあ、言葉の意味はね。アカデミックには、ピア・カウンセリングはあるけど、ピア・サポートね、ま、いいか。」と言われたので、ライフトピアスクールでこの言葉を使う前の慎重さもあったので、よく覚えています。
セルフケアのすすめ.pdf
PDFファイル 1.9 MB
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「医学のあゆみ」に投稿。「ピア・サポート」
医学のあゆみ、2012年7月21日号
がん患者の仲間同士の助け合い
「ピア・サポート」
私のピア・サポートのことはじめから、書きました。
peersuppor.pdf
PDFファイル 1.8 MB
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「医学のあゆみ」投稿。サバイバーの時代
医学のあゆみ、2013年11月16日号
サバイバーの時代 Vol.8(最終回)
ピア・サポート実践10年のふりかえりと未来構想について
第8回.pdf
PDFファイル 1.0 MB
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「医学のあゆみ」投稿:こころのセルフケアについて
医学のあゆみ、2008年6月21日号
ピア・サポートで、こころのセルフケアにアプローチすることこそ、本人自己問題解決型の自立支援型のサポートとなります。
自分の経験から学んだ、こころの立ち直り方があります。
それを活かして、こころのセルフケアにアプローチすることができます。
ピア・サポートをがん患者支援に活かすノウハウを書いてみました。
kokoronoselfcare.pdf
PDFファイル 1.8 MB